人の目を見て話すことが正しいか

会話をするときの基本として、人の目を見て話すというのは第一印象を良くできる方法として知られています。重要なポイントとしてよく理解している看護師も多いものの、いくら実践しても相手からあまり良い印象を持ってもらえていないという実感がある人もいるでしょう。

確かに目を見て話してくれないと、自分に対して話しているというイメージを持ってくれません。目を見て話を聞いてくれないと、上の空なのではないかと思われてしまうでしょう。しかし、じっと目を見たまま話すのも失礼だということは知っておく必要があります。自分が相手からじっと睨むようにして見られている状況を想像してみると良いでしょう。目を見ようと意識している人は片時も目を離さず、睨むようにして相手を見てしまうことが多いのです。それが失礼に当たるということがわかれば対策を立てられるようになります。あくまで相手の目を見ているという印象を与えることが重要であって、見続けてはならないのです。

目をときどき見るようにしながら、基本的には視線は首から胸のあたりに置いておくのが良い方法になります。相手の意志を確認したいときに目を見るという習慣を付けると良いでしょう。そのときには相手も自分の意識がどこにあるかを考えていることが多く、目を見ていないと憤慨してしまう場合もあるのです。それ以外のときにはあまり失礼にならないように目線を目から少し離すことで、ぐんと第一印象が良くなるはずです。